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729年(天平元年)創建。聖武天皇が行基に命じて創建されたという歴史ある寺院です。昭和に再建された本堂にいらっしゃる阿弥陀如来坐像は946年、行基作と伝えられているそうです。衣に赤の彩色が残る柔和なお顔の素敵な仏様です。平等院や浄瑠璃寺の阿弥陀如来様より古く、重要文化財に指定されています。また、三重の塔(重要文化財)に納められていた普賢菩薩騎象像も本堂で拝見できます。三重の塔の四隅にはかわいらしい隅鬼の彫刻がついています。紫陽花の時期には多くの人が訪れるようですが、冬は人も少なくゆっくり仏様を拝見することができました。
関西花の寺 二十五か所霊場 第十五番 岩船寺(がんせんじ)、近くの浄瑠璃寺とのセットの参拝が気持ち佳いです。先ず浄瑠璃寺、そこから当尾の石仏巡りをしながら岩船寺へのコースも良し。岩船寺の阿弥陀如来像、行基作とも伝えられている貴重な尊像です。周りの四天王立像と共に圧倒感有りました。紫陽花の季節にまた参拝します。