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最初にこの池を見たときは、「何の池なのかなあ?」と思いましたが、池の正面にある石碑の説明に、義淵僧正「飛鳥を荒らす悪龍を其の法力により 石の蓋をもって 池に封じ込め 改心させる龍は善龍となり今もこの池に眠る この池を龍蓋池と名付け龍蓋寺(岡寺)の始まりとなる」 と書かれており、「なるほど!」と思いました。その逸話を知り、この小さな池にも興味を持って見させていただくことができました。また、その龍にあやかってか、「龍玉願い珠」なるものもありました。
龍を閉じ込めて蓋をしたと言われている龍蓋池(りゅうがいいけ)。明日香村には水害を思わせる石像物や伝説が多く、だから水を呼ぶ龍を封じ込めたのでしょうか?
飛鳥を荒らす悪龍を法力により石の蓋をもって池に封じ込め改心した龍は善龍になり今も池に眠っている。と書かれてありました。いつも素通りする池ですが由緒ある池とわかり、ゆっくり見ました。
この寺の近くにいた農地を荒らす悪龍を義淵僧正が、法力によって小池に封じ込め、大石で蓋をした。この伝説が岡寺の正式名称「龍蓋寺」の原点になっているそうです。