全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
今年は高松塚古墳壁画が発見されて50周年の記念展が開催されています。極彩色の壁画があることは知っていても、どういう経緯で発見に至ったか、ご存知無い方も居られるのではないでしょうか。時系列で辿りながら、出土品と共に展示されています。また別の展示室では県内の古墳、復元埴輪も沢山展示されています。黒塚古墳、藤ノ木古墳の出土品もあり、古代の古墳好きにとって唸る様な内容です。
博物館の展示物は過去の発掘調査の出土資料を中心に展示されていて貴重な展示物が多く、じっくり見ていたら時間がいくらあっても足りないと思います。総ての展示に興味津々だが纏向石塚古墳から発掘された弧文円板は正に楯築遺跡の弧帯文石にそっくりである。初期やまと政権時に吉備との関係は深く、箸墓古墳からも出土した特殊器台など面白い。展示物などでは大陸との関係を感じる鏡など少なくて、邪馬台国時代に大陸との関係はどうだったのだろうか?
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 / The Museum Archaeological Institute of Kashihara Nara Prefecture
2021年11月にリニューアルされたようで、10年ぶりぐらいに訪れました。ちょうど高松塚古墳発掘50年の展示もあり、入場料が400円でした。