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豊臣秀頼が金堂の再建の後、慶長10年(1605)に再建したもの。そこに安置されている仁王像(重文)は、もとは南大門に祀られていた尊像で、平安後期の長承3年(1134)に仏師勢増・仁増によって造立された尊像です。
醍醐寺の仁王門は豊臣秀頼の再建だそうです。金剛力士像はかつては南大門に安置されていたそうで、1134年座主・元海の時、勢増、仁増が一体ずつ製作したということです。
ひさしぶりに醍醐寺を訪れました。桜や紅葉の時期はもっと素晴らしいのですが、静かな醍醐寺も散策にはとても良い場所だと思います。山の頂にあるものも含めると、広大な敷地に多くの建造物群が点在し、見所もとても多い寺院だと思います。伽藍と呼ばれる金堂や五重塔などの建造物群の入り口が、この西大門であり、仁王門と呼ばれています。朱色の門の両側には秀頼がこの門を再建した時代より、さらに古く、移動された仁王さまが鎮座しています。三宝院の入口からの長く広い参道のむこうに立派な門が見えます。もちろん桜の時期には両側に美しい桜が並び、よりフォトジェニックな風景だと思います。ぜひ一度訪問されることを強くお薦めします。