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建物外観がパッとしないので初めての人は躊躇するかも。ところが中身はわかりやすく、なおかつ掘り下げてくれているので見応えアリ。だてに諏訪大社前にあるわけではない博物館。
諏訪大社本宮駐車場のすぐ近くにありましたので足を延ばさせていただきました。古代からの諏訪の歴史を学ぶことが出来ました。御柱・御神渡りのことや特別展でひな人形の展示がありました。モンベルカードとJAF会員の方は入館時に割引が受けられます。順路は決まってませんが私は2Fからまわり最後に1Fの特別展示までで30分ほどで見終わりました。
資料収集、整理、保存と地道な活動をたゆまず行っておられることが良く分かります。常設展示は諏訪の古代から現代に至る人々の暮らしぶりや大切にしていたことがその時代毎の実際に諏訪で発掘され保存されてきた遺物と共に紹介されています。館内は清潔で凛とした美しい造形です。考古学の市民向けセミナーなどが積極的に行われていて、何度か参加させていただきました。それにあわせた特別展示が催されることもあります。動的な博物館という印象です。
諏訪市一帯の縄文時代前後からの歴史や、郷土に根差した在野の考古学者達の功績、御柱祭について展示されていました。関係者の書籍を閲覧できる部屋もあります。興味深い内容、とくに黒曜石の矢じりは天然ガラスだと実感しました!
すぐ近くの諏訪大社上宮ほどに有名ではないかもしれませんが、当地の歴史(先史から)をコンパクトに展示して、知識獲得には十分です。連休中ですが空いていました。