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2019年元日に初詣しました。地元の人がお参りに来るだけの、静かな初詣でした。境内掲示によると、『文明10年(1478年)小菅遠江守藤原朝臣信景(小菅・丹波山両村の領主で神社の北東に城跡有り)が造営、当時は小菅・丹波山の総社。社殿・神楽殿は昔より在り、拝殿は大正時代に建立、社殿は昭和63年(1988年)に再建。』。祭神は天日鷲命(あめのひわしのみこと)。
小菅の街から丹波山方面へ向かう県道をのぼり始めてすぐのところ。前面を川と県道、背面を山に挟まれた縦に短く横に長い敷地を持つ神社。拝殿と舞台の間の広場を覆う大きな屋根が遠目にもよく目立ちます。この広場は小菅村伝承芸能のひとつ「箭弓神社の獅子舞」の奉納という伝統的側面で村を象徴するイベントが行われる重要な場所でありそれゆえの屋根設置かと思われます。さてこの神社の名前「箭弓」ですが「箭弓=矢弓」で"弓矢"と同じ意味。それで「やきゅう」という読み方になるかなと思いきや小菅村の「箭弓神社」は途中濁音が入り「やぎゅう」になる由。伝統要素が絡む名前の読みはなかなか一筋縄ではいかないものです。(2019-06-30)
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