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昔、遠方から箭弓神社を訪れる人は、なんじゃもんじゃの木を目印に向かったそうです。植物に詳しい人でも名前が判らなかったので有名になったわけです。正式名は「いぬざくら」(四国、九州に多い)ですが、それでは面白くありません。人間と比較すると、木は永遠の寿命を持つように思えますが、どのような木であろうと生命体ですから、寿命はあります。埼玉県の気候には少し合わないのでしょう。本来の生息地であればもっと長く生きられるのかもしれません。近年は老化が一段と進み、裏側には深い空洞が見られ、痛々しい姿になりました。私はこの木の前を通る時、いつも「がんばれ」と声をかけるようにしています。東松山市指定文化財。