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角館の中級武士の家として明治24年に建てられた家だそうです。入館料は無料なので来たら一度は立ち寄りたいところです。ただし、建物の中までは入場を公開していないため(庭から眺めることはできます)、門構えから回廊が渡っている庭の辺りまでの見学にとどまりますけれど。残念ながら内外装を含めて全面修理が行われるため、6月18日から翌平成31年3月31日まで公開中止です。このような工事は歴史的建造物の保存には必要不可欠なことなので、せめて100円でもいいから入場料というか見学料を取ってもいいのではないかなと思います。
河原田家は常陸の佐竹氏の家臣ではなく、元々は黒川城(今の会津若松)の葦名氏に支えた武士のようです。葦名氏が伊達政宗に滅ぼされた後で佐竹氏を頼った流れから支えているみたいです。
河原田家は藤原秀郷の後裔とされる小山盛光が下野国河原田郷を領した事から地名に因み河原田氏を称したのが始まりとされます。住宅は角館の中級武家屋敷を流れを汲む貴重な遺構である事から昭和50年(1975)に仙北市指定史跡に指定されています。
入場料300円で、詳細で丁寧なガイドが15分付きます。案内終了後、写真撮影や、見学が自由にできます。9月半ばの晴天の日で、庭が驚くほどとてもきれいでした。ガイドさんに質問したら、「角館」は、地元では「かくだて」と呼ぶそうです。
入場料¥300だが、しっかり案内もしてくれる。普段使いの脇玄関から入り、台所からいくつもある和室では、襖の絵には鯉などが描かれ、書も飾られる。釘隠しが蝶、コウモリというのも面白い。宮沢賢治とつながりのあるユリの木もあり、座って赤松などの庭をゆったり眺めたい。内蔵が2つあり、案内を終えてからも武家屋敷内を見て回ることも出来るし、出た後の米蔵では鎧などの資料も展示してある。