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万葉集歌碑、昔砂金が採れた沢もあって黄金宮神社にお詣りしながらゆっくり散策できます。
涌谷町北部の狭隘な谷間にある延喜式内社黄金山神社一帯が遺跡である。奈良時代、東大寺の盧舎那大仏造営にあたって、仏身に塗る金が不足し憂慮していた時、陸奥守百済王敬福が黄金900両(13.5kg)を献じた。その金を用いて天平21年(749)大仏は完成したのである。これを喜んだ聖武天皇は、年号を天平感宝と改めるなど、国家的慶事として種々の施策を発表した。また、大伴家持もこのことを祝う歌を詠じている。