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大阪城の鬼門に当たり、鬼門鎮守の神社の一つとして、豊臣秀頼は拝殿、本殿などを再建しています。朱色の本殿は現存していて、重要文化財です。鬼はこの神社の守り神で、大きな鬼の面が境内にあり、絵馬も鬼が描かれてます。元は須佐之男命と菅原道真を祀る神社でしたが、明治期に周辺の神社を合祀しており、多くの祭神を祀っています。なお、河内国一之宮との記載がありますが、これは枚岡神社です。枚方、交野地域の一之宮です。
枚方えびすの日に。コロナの影響もあり、密を避けて控えめでした。神社側の感染防止対策はよく気配りされていた印象です。駐車場はキャパがないので近隣のスーパー、トップワールドのコインパーキングを利用しました。徒歩5分ほどなので、えびすなどで混む時は最初からこちらもありかも知れません。
片埜神社の由緒、歴史を感じられます。ずっと昔は、『片野神社』とされていましたが、天正十一年に豊臣秀吉公により大阪城鬼門鎮護の社と定められてからは、方位鬼門除けにも霊験あらかたと世に知られ、慶長七年には豊臣秀頼公による本殿等の寄進大造営がありました。明治時代に入り、近隣諸社を合祀して社名を『片埜神社』に復して現在に至っているそうです。神社はコンパクトではありますが、由緒となる『鬼門』の鬼のレリーフは、インパクトあります。
ネットの情報によっては大阪の一宮神社と言われていたり、本では名前がなかったりでどちらなのかわからなかったのですが、月次祭でお忙しいにも関わらず、宮司様が丁寧に教えてくださいました。