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2009年公開の映画「剱岳 点の記」で、明治の富山駅としてロケが行われた富山地方鉄道の駅。それだけに、なかなか風情のある木造駅舎です。福井から立山に向かう途中、不二越・上滝線経由で訪れました。この駅で立山線の電車を待ちます。
駅舎のデザインがあまりに渋くて、これを見たいと思いやってきました。夕暮れ時になってしまいましたがやっぱり渋くてしびれました。駅のホームや構内踏切、ベンチなどすべて一式が昭和時代の地方鉄道の味わいを保存しておられます。日中もまたよいかもですが、夕暮れ時のあの雰囲気は長めの乗り換え待ちと併せてタイムスリップ感のあるすてきな空間でした。
映画のセットかと思うくらい味わい深い駅です。掲示物も非常に古く、使われている車両も昭和の物だと思いますが、ノスタルジックに浸るには最高です。