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姫宮駅から歩いて参拝しました。なかなか長い参道ですが、境内は寂れている印象です。社務所はないので、電話を入れて宮司さん宅で御朱印戴きました。
『延喜式神名帳』にある「宮目神社(武蔵国・埼玉郡)」に比定される式内社の論社。祭神は、多記理姫命・市杵島姫命・多記津姫命の三柱。周囲には多数の古墳群があり、この神社自体も微高地で古墳上であると思われる。また、古墳時代の住居跡の存在も確認されていて、早くから開発されていた土地でもある。また、かつてこの周囲は海であり、そうした立地で宗像三女神が祀られていることから、武蔵風土記稿で指摘されているようにかつての宮目神社であった可能性はかなり高いように思える。
郷土資料館から駅までの道中で通りすがり、惹かれるように参拝したが、本殿の裏手に境内社盛りだくさんで一挙にまわれてお徳な気分になりました。境内の森の向こうから漏れ聞こえる踏切の音が旅情をそそります。