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良く整備された皆川氏の山城です。曲輪も多く竪堀、土塁や井戸跡など遺構も多い。本丸に造られた展望台は見張らしも良く、遠くからも目印になります。本丸下西の虎口に降りて行くと竪堀など山城ファンには見逃せない。無料駐車場あり。
南麓の公民館に車を停めます。 公民館の建っている場所が居館址と言われていますが、城主屋敷は現在の皆川中学校の校庭だとのことです。 城址への道に入ると直ぐに竪堀が見え、竪堀との案内のない場所も竪堀のような窪みと、その辺りの横堀との組み合わせで工夫している様子が窺われます。 その先の竪堀は明確で傍に武者走りを伴い、竪堀も「折り」の入った技巧的な物で楽しめます。 皆川城は法螺貝の形に似た山城で、高速道路からもその形状が良くわかる城址です。 山頂から山麓までを輪郭状に帯状の腰曲輪を配し、南麓の居館を含めて全周を堀によって取り囲み、山腹に見られる腰曲輪の数は非常に多くなり、螺貝に似た形となっています。 駐車場から主郭まで10分。 (2009年登城)
公園と呼ぶに相応しい場所です。本当に良く手入れがされています。ふつう山城は藪に覆われていて登るには困難が生じます。当地は10分程度で頂上にたどり着くことが出来ます。そして美しい景観が待っています。(太陽光パネルにはうんざりしますが)