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開成館は明治7年の建築で地方に洋風構法が伝わる以前に地元の棟梁によって建てられた擬洋風の三層楼の建物だそうです。当時の区会所として建てられたもので、明治9年の明治天皇東北行幸に際しては行在所として、明治14年には昼食会場として再度使用されたそうです。
郡山の歴史を語るには、安積開拓について知る必要があると思われます。郡山市内の小学生は、見学しているはずです。開成館は勿論、三軒の古民家の中に入り見学出来て、ちょっとしたタイムスリップを体感出来ます。雪が降ると、また、雪景色!風情があります。ただし、寒いです。入り口、戸は、開けっ放しですから。お手入れは、きちんとされています。季節を視野に入れ、見学をおすすめします。トイレ男女・多目的あります。駐車場もあります。
郡山市の発展には欠かせない安積疎水の歴史について学ぶことができる貴重な施設です。屋外には開拓のため遠く東北の地へ移り住んだ士族の屋敷も展示されています。開成館の3階には明治天皇が東北巡行の際に休みを取ったとされる間も復元されております。
明治9年の明治天皇東北行幸の際に行在所となったところです。現在は資料館となっており、日本遺産”未来を拓いた「一本の水路」”の発信基地にもなっています。
武士という身分で、ある程度の生活を保障されていた士族は、明治維新で失業した。そんな士族の不満が高まり反乱されることをおそれた明治新政府は、荒野だったこの地の開墾に彼らをつかった。彼らは、刀を鍬や犂に代えて、安積疎水を建設し、豊かな水田をつくりだしていった。