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平日の午後に訪れましたが、絶え間なく訪れる方がいらっしゃいました。ドラマ等で見たこともあったのですが、邸宅の外も中もとても美しかったです。特にシャンデリアと壁紙は部屋毎に違って、見応えがありました。
加賀百万石、前田侯爵邸は江戸時代に有った本郷の藩邸を関東大震災後、当時は東京の郊外であった駒場のこの土地と交換して手に入れ、1928~1930年に建設されたとのことです。当時の前田家当主はヨーロッパ滞在の経験が長く、外国の貴賓を迎える事が出来る建物と考えられた豪奢な洋館です。戦前の日本の上流階級はどのようなものかを感じられるものですが、同じような上野池之端の旧岩崎邸よりも落ち着きと優雅さが感じられるのは私だけでしょうか。