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洞ノ口遺跡は,市の北部にあり,JR岩切駅のすぐ北側に広がる。七北田川北岸の標高5~8mの自然堤防から後背湿地にかけて立地する。利府バイパスから新幹線にかけて,南西~北東に幅500m,長さ1㎞にわたって広がる。面積は約473,000㎡である。付近は古代・中世の街道と水上交通路としての七北田川が交差する交通の要衝として多くの遺跡が集中する地区である。当遺跡は留守氏の城館跡と考えられ,地表面に堀跡らしい痕跡が残ることで知られていたが,現在は宅地化され,その景観は失われている。