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多賀城の周辺にはたくさんの城郭があったのだな。ということが分かります。学習する場としてでなく、誰にも邪魔されずにぼーっとするのにいいです。ただし、高速道路ぞいなので、静寂ではありません。たんぼのなかなので草いきれのする春夏よりも寂しい秋がいいかも。
昭和49~51年に行われた東北自動車道に伴う発掘調査で発見された奈良時代~平安時代の城柵・官衙遺跡である。大崎平野の北端部に位置し、標高50m前後の長岡丘陵上に立地しており、内部にはいくつかの谷がある。全形はやや歪んだ長方形で、東西1,400m、南北850mと、東北地方のこの種の遺跡の中では最大規模である。外郭区画施設は、築地や土塁で、位置をわずかに変えながら造り替えられており、櫓も所々に設けられている。
2021年8月10日に見学しました。玉造柵ではないかと研究調査の進む官衙です。敷地面積では、東北地方では、一番広いのではないかと思います。関東地方を中心に農民の入植を進め、蝦夷と混在しながら律令制を推し進めていくことになりました。国造制が、どこまで浸透し、現地まで到達していたのか、造営された古墳を考えると悩むことが多いです。