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歌枕「壺碑(つぼのいしぶみ)」として知られる日本三古碑の一つ。覆屋の中に立つ。天平宝字6年(762)に藤原朝獦(あさかり。恵美押勝の3男)が多賀城を修造したことを記念して設置されたと思われる。前半は京(当時は平城京)などへの距離が記載されており、後半は多賀城の由来(神亀元年(724)に大野東人が創建し、後に朝獦が修造)を記す。保存状態は非常によく、国の重文になっている。
多賀城市の多賀城跡に建てられている石碑です。多賀城の創建と改修についての記述があります。762年建立との事なので、約1250年前です。凄いですね(^^; お堂に安置されていますが、文字はハッキリ見えます。
多賀城碑と多胡碑、那須国造碑、宇治川断碑のうちから三碑を挙げて日本三古碑と呼びますが、見ごたえで言えば多賀城碑はワンランク落ちます。石碑そのものは他に遜色ないものの、展示の仕方が雑といいますか、愛着が感じられません。