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天照山良忠院勝願寺。埼玉県鴻巣市本町。浄土宗に属し、関東十八檀林。本尊は阿弥陀如来。江戸幕府将軍の徳川家康・秀忠・家光も詣でており、三ツ葉葵紋の使用を認められている。
鴻巣は比較的に近く、何時出も行けるとの思いがあり、なかなか訪れることがなかった。夕方に奈良長谷寺の門前に住む弟が、久々に来るとのことだったので絶好の機会となった。駅前大通りを直進して中山道を右折、街道沿いの商店街を10分程で右手に参道が見える。鴻巣一の名刹と聞いていたが、門前に花屋が一軒あるだけであった。境内に足を踏み入れると、大音量の昭和歌謡が流れていた。境内では明日に催すお十夜と、人形供養祭(鴻巣は岩槻と並ぶ人形の町)の準備をしている関係者がいた。境内の参道土肌が露出して凸凹、御堂や塀などの傷みが激しく、補修をベニヤ板を露骨に貼り付けてあるのは情けない。歴史と徳川家との繋がりを売りにしている割には「ガッカリ」