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私が物心付いて本家のある原町に連れてきてもらったとき、まず始めに視界に入った印象的なものがこの木でした。その頃は結束バンドみたいなのは無くて、ボロボロな木でした。
国指定天然記念物。毎日この道を通って通勤しています。かなり老木になってしまいましたが、今年は何となくいつもより若葉の量が多い気がします。ずっと大切にしていたいわが町の主役です。
昭和の初め頃には日本三大ケヤキといわれる見事な枝ぶりの大木だったそうだか、根元が道路に囲まれて踏み固められ、自動車の排ガスも影響してか今では空洞が巨大化し、梢に僅かばかり葉が茂る程度。弱っているのが明らかで、今にも枯れそうなほど痛々しい姿を晒しているのがとても残念。対策はしているらしいが、もうかつての雄姿は見られないし、長く保たないだろう。