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房総半島のほぼ真ん中にある要地であることと、所々に残る役割に徹した曲輪や堀、塀、井戸跡等数々の遺構から、多くの将が所有を狙って攻防が繰り返された理由の判る素晴らしい山城です。訪問時には強い雨が降りしきり、雨城の名の通りでした。駐車場からやや登りますが、勾配少な目で資料館経由ならそれ程長い距離には感じませんでした。凛とした天守も小ぶりながらシンプル、内部は展望の役割にほぼ徹しており好感が持てます。
最初は平家が山頂に城を造ったと言われています、その後上総武田氏がすぐ下に久留里城を作り、里見氏が奪います、戦国期に関東の大勢力である北条に対抗する為に城郭を強化して城を取られたり取り返したりして最後まで北条に抗いました、
かなり急勾配な坂を登ったゴールが天守閣。距離はないものの急坂なのでそれなりに時間がかかります。田舎あるあるで駐車場への道が車ですれ違い困難。実際に対向車が来て結構ハマりました。駐車場そのものは広いです。天守閣跡の隣に再現天守閣が建っており展望台になっております。良い眺望です。
頂上の天守閣までかなりのの急勾配で、駐車場から高度差が100mあります。頂上までの道の入り口に高齢者同伴の方は車で上ってくださいの注意書きがあり、母をクルマで乗せていきました。大変助かりました。