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勝鬨橋は隅田川の一番下流、晴海通りに架かる橋で、中央区の築地と月島を結んでいる。昭和15年(1940)に竣工し、その名前は、日露戦争の旅順陥落を祝って、明治38年(1905)に有志が「勝どきの渡し」という渡し舟を作ったことに由来するという。この橋はもともと可動橋で、大型船舶の航行のために、架橋当時は1日5回20分ずつ橋の中央部が跳ね上がって開いていたが、晴海通りの交通量の増加や大型船の往来の減少により、昭和45年(1970)12月を最後に開閉されていない。
昭和15年竣工の二葉跳開橋、昔は都電も通っていた主要道路だったが、昭和30年代から開く回数も漸減し昭和42を最後に50年以上開いていない、ノスタルジーで開きたい意向も一部にあるようだが上流下流に新しい固定橋が出来てしまった現状では跳開する経済的意義はなさそう、ただ跳開する部分に跨って立つと車が通るたびに左右の足に違う揺れが伝わり継ぎ目を覗くと川面の反射もはっきり見え、跳開用の信号機なども含め往時が思い起こされる。