全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
大番所は中之門の奥に位置し、ここから坂を上り中雀門をくぐった奥がいわゆる本丸にあたるため、警備上重要な役割を担っていました。ここが警備上、最後のチェックポイントとなるので、他の番所よりも身分の高い与力・同心が警備していた場所で、書院番頭の詰所としても機能していました。建物は皇居東御苑開園に合わせて復元されたものですが、背後の15段の射撃用の石段もあります。
ここにあった中之門は、本丸に入る最初の門として厳重に造つくられており、巨大な石を隙間なく積み上げた石垣には、徳川将軍の力を見せつける効果があり、当時はさらにその上に、入城者を威圧するように、白壁の櫓が並んでいた。