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室町時代、応永年間(1394年~1428年)、現在の中野坂上から西新宿にかけての開墾と馬の商売等で富をなし、中野長者といわれた鈴木九郎によって創建された曹洞宗のお寺。訪問した日は盆の入りで、本堂には塔婆が並べられ、墓参りの信者も多く、信仰を実感することができました。
中野坂上、成願寺。散歩で時々前を通っていましたが、初めて中に。長崎、崇福寺のような中国風の特徴的な山門(竜宮門)をくぐると、見晴らしのよい、思ったよりも広い空間に。すみずみまで掃除が行き届き、清々しく美しい境内。佐賀鍋島家の墓所。鍋島家といえば、松濤にある鍋島公園が有名で、墓所がこちらとは意外でしたが、とてもよく管理され、鍋島のお殿様もきっと安心してお眠りになっていることでしょう。
中野坂上駅からまず宝仙寺にいくもこちらは、学校経営成功のせいか、お寺は、残念!気を取り直し、テレビドラマ、生きるとか、死ぬとか、父親とかで吉田羊主演のロケ地にもなった成願寺へ。予想通り、阿弥陀如来、馬頭観音、不動明王、そして羅漢さんが味あり、大満足でした。