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羽村取水堰を見学しようと羽村駅を降りると、出口の案内にまいずまいず井戸という言葉がありました。小学校の社会の副読本にあった!と記憶がよみがえり、駅に近いということから寄ってみました。
羽村駅前の西友の裏にある史跡、古井戸です。下に降りる通路が上から見るとカタツムリのような巻き型となっているので、このような名称になっているそうです。
まいまいずとは、かたつむりのことで、井戸に向かって降りる通路の形がこれに似ているため名づけられたものである。この井戸は地元伝説では大同年間(八〇六〜八一〇)に創始されたものとしているが典拠はない。形態および板碑などの出土からみて、鎌倉時代の創建と推定される。さく井技術の未発達の時代に筒状井戸の彫りにくい砂礫層地帯に井戸を設ける必要から、このような形態をとるにいたったものである。おそらく、隣接の熊野神社(現在・五ノ神社)とともに村落の中心になって継続して使用されてきたものと思わ