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鎌田山(カマダサン)、金剛院(コンゴウイン)、医王寺(イオウジ)へ行って来ました。苔の美しい参道を入ると、京都にでも来たような錯覚を覚えます。枯山水のみごとな庭園が迎えてくれました。作者は小堀遠州とも、智積院化主運敞僧正とも言われていますが、確かなことは不明とのこと。
駐在所の有る片田舎、最近造成が進んでいるようですが、まるで、砦のような石垣にビックリ。山門の素晴らしい彫刻に仰天です。間違いなく建てられた当初は、極彩色に塗られていたのでしょうから、その頃を見てみたい。この間の台風の影響か装飾や瓦の一部が、落下しているのが痛々しい。風化が進んでも、今にも飛び出しそうな雌雄の鶏が素晴らしい。実はよく見ると、既に欠け落ちてしまったヒヨコの足だけが残っていたりします。ごく普通の寺院ですので、特にお静かに感謝の気持ちを持って拝観下さい。