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掛川市指定文化財。大通りより少し細い道に入った先にある。江戸末期(安政3年)に建てられた掛川藩の御用商人山崎家の住宅。明治11年の天皇陛下御巡幸時に宿泊所としても提供された。建築物および庭園が当時の豪商の屋敷構えそのままに残っている。山崎家は掛川藩の財政を支援し藩校(教養館)設立時には多額の援助をした。ちなみに「教養」という言葉はこの時に初めて日本で使われたらしい。初代掛川町長である山崎千三郎や東京帝国大学で教鞭を取った山崎覚次郎はこの家の出身。
建物の耐震化工事の為毎月第4土曜日のみ内部が見学出来ます。残念ながら長い間屋敷内の整備不足で庭や堀、壁の漆喰が落ちたりして昔の面影はない。保存会が有り活動している様だが市民に積極的に呼び掛けボランティアを募集し屋敷内の整備が必要と思う