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長崎市民が9月まで無料だったので初訪問。知らなかったべっこうについて、また豪華なべっこうを見て感動しました。入場料も高くないので日本文化、伝統工芸品の美しさにぜひ触れてみて下さい。展示品、写真撮影は禁止です。
長崎市べっ甲工芸館は、グラバー園の北200mほどにある建物で、国指定重要文化財「旧長崎税関下り松派出所」の約4年間の保存修理工事を経て、べっ甲工芸品及び税関資料を市民の観覧に供し文化的向上に資することを目的に、平成14年にオープンしました。
旧長崎税関下り松派出所は、明治31年(1898)に建設。建物は小規模だが、明治時代の税関施設であり、歴史的な価値だけでなく海岸通りの景観形成にも重要な役割を担っている。平成2年(1990)3月に国の重要文化財に指定。平成14年(2002)4月10日から「長崎市べっ甲工芸館」としてオープン。300年以上の歴史があるといわれる「長崎べっ甲」の歴史と、伝統に培われたべっ甲細工の技術と技能を保存するため、(社)日本べっ甲協会より全国各地から集められた貴重なべっ甲作品約300点を寄贈受け展示するとともに、動画上映も行っている。併せて、当時の税関に関する資料等も展示している。
入場料たったの100円で、いまや貴重品となりつつあるべっ甲の美しい工芸品を見ることができます。長崎ならではの施設でもありますから、立ち寄りをお勧めします。