全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
2021年7月28日に見学しました。今回で三度目の訪問になりました。南部の歴史を考える上では、絶対に外せない場所です。甲斐(山梨県南部町)から南部師行が八戸に入部し、根城を築城したのは、建武元年1334年です。八戸南部氏と三戸南部氏は、当初同格でしたが、戦国時代には、三戸南部氏の配下となり、主従関係となりました。豊臣秀吉の奥州仕置により、根城は、破却となります。その後、八戸南部氏は、寛永4年1627年に遠野市に転封となりました。
根城は鎌倉幕府滅亡の翌年の1334年に南朝方の北畠顕家に従って下向した南部師行によって築かれました。根城という名前は南朝方の「根城」となるようにいとう願いから付けられたそうです。その後八戸南部氏の拠点として江戸時代を迎えましたが、1627年に八戸氏22代の直義が南部利直の命で遠野へ移封され廃城となったそうです。