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坂に面した外観だけでなく、中に入ると独特の空間が広がる、落ち着いた雰囲気の庭が素晴らしいが、そこにあるのは贅を凝らした茶室などではない、生活感ある屋敷。台所や仕事部屋が並ぶ存在感ある間取りもいい。この屋敷を思い入れ込めて造ったという林芙美子さんについて、ますます興味が湧くと思う。
文学好きとしてお散歩に。林芙美子さんのこだわりの詰まったお宅でとても濃密な時間が過ごせましたし、展示内容も満足できるものでした。スタッフさんも気配り上手です。お庭のベンチに座ってボーっとしていると、とても癒されました。
林芙美子女史の自宅兼(旦那さんの)アトリエ。決して資料としては多く展示されているわけではないけど、きれいにまとまっていて、文豪が執筆活動をしていた雰囲気にあふれています。入館料も安く、行く価値あると思います。秋の紅葉、春の山野草など、お庭もきれいです。
染の道イベントに来て、案内マップにこの記念館が載っていたので、やってきました。台地が妙正寺川に浸食されてできた(だろう)崖の斜面を利用した、別荘のような建物と庭園でした。