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備前国一宮の安仁神社。国幣中社と格式高いわりに参拝者は少なくて、かといって廃れてるかというと、全く正反対。参道の砂利は物凄く手入れが行き届いており、日本庭園かと思うくらい。境内にはたくさんの遙拝所があります。神武天皇の兄を祭っていることから安仁神社となっています。兄といっても一神だけではなく、長兄の五瀬命(イセツノミコト)、次兄の稲氷命(イナヒノミコト)、三兄の御毛沼命(ミケヌノミコト)の三神を祭る。宮城山の中腹にあります。竹やぶです。「まむしに注意」と張り紙がたくさんあったので、夏とかに参拝される際はお気をつけ下さい。
昔は一宮の社格を持っていた神社。静かな杜を持つ神社はとても緑が深くで綺麗な場所です。境内も綺麗にされています。境内には沢山の遥拝所があり後で調べたら、この神社に関わる神社が山の方にあるようですね。また涼しくなったら訪れたいと思います。
神社略記にあるとおり入海の半島に突き出た岬にあたりこの一帯に湊があったのが容易に想像でき、総社についで栄えていたけども海岸線が後退するにつれて寂れていったのではないか。
創建の年代は不詳。社伝では、神武東征の際に五瀬命が数年間この地に滞在し、神武天皇が即位の後に五瀬命ら皇兄たちをこの地に祀って「久方宮(ひさかたのみや)」と称したのが起源としている。