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加賀前田家のもと商都として発展し後にもの造りの町として近代化を遂げた高岡の痕跡が残る通りです。重伝建指定に恥じない蔵の街にはレトロカフェなどあり、金屋町と共に高岡観光のメインストリートにもなっています。
よそ者が大変申し訳ないけれど、正直な第一印象は小江戸川越の劣化版。道幅が広く、伝統的建造物も歯抜け、歯抜け部分のビルとかもせめて周囲に合わせて白や黄土色の塗装に黒塗りの板張りでもすれば見栄えがするのに。。。と思ってしまう。
御車山会館と土蔵造りのまち資料館を利用する際歩きました。他県でも同じような街並み保存地区はありますが、こちらはそれら間口の狭い妻入りの町家とは異なり、平入り(家の間口の広い所に入口のある)で、立派さが余計に引き立ちます。妻入りは節税のためという理由だったかと思いますが、だったら平入りはどのような理由からでしょうか。伺った当時はそれに気付かなかったので、聞きそびれてしまいました。
土蔵造りの建物が点在し、しっかりと商人町の面影を残す風情のある街並みです。しかしこの通り、普通に車道です。せめて歩道を整備するなどしないと、うかうか散歩などしてられません。高岡は素晴らしい街並みが残っている貴重な場所です。そろそろ、歩く人中心の街づくりをしたほうが、この街の発展につながると思うのですがいかがなものでしょう。ゆっくりと散歩するなら、もう少し足をのばして、金屋町あたりまで行くといいですよ。