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ウサギの島として人気の大久野島は戦前までは日本軍の毒ガス研究所としての陰惨な歴史も併せ持っています。島の各所に研究所の遺構が残っており、こちらもその1つ。
「ちょうだい!」と声が聞こえてくるかのようにエサを欲しがるうさぎちゃんが可愛くって、カバンの中たくさんに入れたエサが足りませんでした。写真で観る跡地も実際に見ると迫力がありました。
長浦毒ガス貯蔵庫は大久野島の北に位置し、この周辺になると人が少なくなってきて、ウサギも人に慣れておらず臆病に感じられるかもしれません。長浦毒ガス貯蔵庫は規模が大きく、戦時中は建物の前に、高さ3〜4mほどの小山を築き、コンクリートを迷彩色で塗ることで、海上から見えないようにしていたようです。コンクリートの内側が黒く焼け焦げているのは、戦後に火炎放射器で焼却した跡で、その凄まじさが伝わってきます。