全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
勾配が緩やかに変化していくのですべての仕口の角度・形状が少しずつ変わっていくため、これを建てた大工さんは大変だったろうと思います。 当たり前ですが「プレカット」などない時代ですから手加工で地道に少しずつ作ったんだろうと想像します。 石垣の石組みも魅力的でした。
本殿・拝殿が「荘厳」ならこちらは「典雅」。戦国時代に築造されたとは思えない流線形も見事です。色彩も地味ですが、しみじみとした奥ゆかしさがあります。吉備津神社の多面的な良さを表しています
吉備津神社の奥を進むと見えてくる廻廊。本殿横の南随神門から南の本宮社や御釜殿をつなぐ、約400mの歩廊です。現在の姿になったのは戦国時代の天正年間(1573~1591)。岡山県指定重要文化財に指定されています。山の傾斜をうまく利用した作りで、歩いているとゆるい坂を登ったり下ったり、という感覚でした。また、2021年に公開された映画「燃えよ剣」では、土方歳三役の岡田准一さん、近藤勇役の鈴木亮平さん、2人のシーンでも登場!歴史を感じられて雰囲気満点でお気に入りの場所のひとつになりました。