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小高い丘の上に建つ、緑豊かな寺院です。入口の門をくぐると、木立に依り仄暗い苔むした参道の前に、茅葺きの山門、目の前に開けた庭と母屋、見事な表現、計算しつくされた知力を感じることができました。書院に案内され、抹茶と茶菓子を食した後は、自由で書院内を見て廻ったり、庭を散策することができます。偶然にも老師と会話をする機会に恵まれ、その話中に、此処を訪れた画家の岡本太郎が、書院から見た景観の中から宇宙を感じ取り、かの有名な太陽の塔の発案に至ったと言う話を拝聴し、その感じ取ったという位置に坐して、自分なりに思い馳せました。この郡山市に京都の寺社に勝るとも劣らない寺院が存在することに思い知らされました。
たまに自転車で走ってきます。ここのいいとこは、いつ来ても人が少なくてゆっくりできること。京都とはその点が大きく異なる。座ってボーっと遠くを見てたらイヤなことも忘れさせてくれる。
江戸時代に建立され、境内全体が一つの茶席の風情になっているお寺です。観光地としては法隆寺と薬師寺の間に位置し、目立たない存在ですが、建物や庭園がきれいで(住職によると同一人物が同年代に作ったものなので統一感があるとのこと)写真映えするスポットでした。奈良の定期観光バスのコースの一部にもなっています。