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2025年に開宿400年を迎える宿場町です。古くは平安期の有力豪族であった滋野三家の嫡流であり真田家の源流とも伝えられる海野氏の荘園として栄え、江戸期に入り1625年に宿場設置、明治期に入り宿場機能を失って以降は養蚕の地として発展したそうで、主に江戸から明治期の歴史的街並が残されています。1986年には日本の道百選、1987年には重要伝統的建造物群保存地区の指定を受け、今でも地元の皆様を中心に街並の保存に力を尽くされているようです。街道を歩くと、数百年前にタイムスリップしたような感覚を味わうことができ、地元の皆様の並々ならぬ努力の賜物と感じます。
5月の連休にランニングで訪れてみました。静かで良き佇まいのストリートです。お店もポツリポツリとありますが、買い物や食事目的ではなく、古き建物の趣きや雰囲気を楽しむ場所です。近くに白鳥神社というのがありましたが、こちらには参拝客がたくさんいました。
9時過ぎごろに来ましたが、朝の早い時間帯だと人通りも少なく、街並みをゆっくり見て歩くことができます。復元再生されている家も多いと思いますが、それでもこれだけの古い家屋と街並みを見られて往時をしのぶことができるのは圧巻で見ごたえがありました。