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2021/10 東大寺に現存する数少ない奈良時代の建築の1つで国宝なのだが、キレイに改修されていて、侘び寂びが感じられないのがちょっと残念。
三月堂とも呼ばれる法華堂。ここにある仏像群が見たかった!不空羂索観音像を本尊とし、その周りを日光月光菩薩、四天王など、16体が護っています。不空羂索観音像は三つの目と八本の手を持ち、あらゆるものを救う存在。また合掌している正面の両手の間には水晶を持っています。テレビ番組で見たけれど、堂内が暗いので見えない宝冠には、翡翠や琥珀、真珠、水晶などが使われていてとても美しいものです。そして何より見たかったのが四天王。持国天、増長天、広目天、多聞天。この着ている鎧のようなものは何というのでしょう?わかりませんが新薬師寺の十二神将と、ぜひ見てみたかったのでもう何も言うことはありません。
聖徳太子が法華経を講じたのが最初とされる法会がここ羂索堂(現法華堂)で746年(天平18)旧暦3月に良弁僧正により創始された所から三月堂とも呼ばれています。以後恒例となり場所を替えて行われていました。
二月堂を参拝しても、ここ三月堂まで拝観される方は少ないようですが、ここには計10体の国宝の仏像が安置されているのです。うち1体は秘仏で毎年12月16日限定ですが、そのほかの9体の仏像すべてが国宝という、仏像好きにはこの上ないお堂なんですよ。
数ある東大寺の建物の中で、約1300年前の創建当初のお堂であり、且つ仏さまも同様の大変貴重なところにお参りさせて頂きました。当然東大寺ミュージアムにもお詣り致しましたが、日光菩薩さま、月光菩薩さま等には、惹き込まれます。ありがっ様。
営業時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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08:30~16:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |