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瓦葺き・入母屋造りだが基本構造は寝殿造り、垂木の先端に到るまで随所に豪華な鍍金の装飾金具があしらわれ、その垂木も普通の二重ではなく三重になっているなど、他に寺院建築として似た例があまりない華麗な装飾性は、この建物が元々はお寺の金堂ではなく、御所(皇居の建物)、それも日本の天皇家の宮殿でもっとも重要な正殿であり即位礼などが行われる紫宸殿だったから。
仁和寺の金堂は、慶長18年(1613)に造営された内裏の紫宸殿を移築改修したものだそうです。屋根を檜皮葺から本瓦葺に、内部も内陣・外陣に区分して仏殿風に改めたそうです。
2015年5月 世界文化遺産の仁和寺に来たら、一番奥にある金堂(国宝)と経蔵(重文)を是非お薦めします。残念ながら特別公開の時しか内部は見れませんが、美しい仏像が有り見応え有ります。なんとも雅な世界で感動です。京都観光協会のHPで特別公開日をチェックして、是非ご覧下さい。