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日蓮聖人が佐渡から鎌倉へ向かう途中に立ち寄った武蔵国粂川の辺りに関善左衛門という者あり、その妻が難産に苦しみ救いを請うため、聖人は邸宅に入り、しゃもじに御本尊をしたため産婦にいだかせると安産となり、一家一門その感応を拝みて入信する。そして、聖人のご尊像を彫みて武州谷中に善性寺を建立する。
門を入ると、すぐ左手に墓が見える。それは不世出の横綱双葉山の墓で、碑面に姓の龝吉(あきよし)という文字が刻まれている。場所前になると若い力士が、墓の前で四股をふんでいる姿を見かけることもあるときく。
日暮里駅から徒歩5分位のところにあるお寺。境内には大黒様がおり、ご利益がありそうなふくよかなお顔をしています。有名な関取のお墓もあります。春にはしだれ桜がとてもきれいに咲いています。
亨元年(1487)に創建、寛文4年(1664)六代将軍徳川家宣の生母長昌院が葬られて以来、将軍家ゆかりの寺です。後に家宣公生母という事で寛永寺に改葬されました。境内には不二大黒天がどっしりと構えています。山門左側に三十五代横砂双葉山の墓所、本堂右に五十五代総理石橋湛山のお墓が有ります。歴史色濃く感じる日蓮宗のお寺でした。