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参拝に行った翌々日に七宗を歩いてまわりましたが誰とも会わずに駅へ行きました。ホームにはぼく1人だったので地べたに座り日向ぼっこをしていると犬と散歩中のおじいさんが話しかけてくれました。最後にその方は神渕神社の神主さんだと名乗られました。ぼくが従兄弟の名を言うと「川辺の○○さん?知ってますよ。30年前にその家の地鎮祭もやりましたよ」と叔父さんの事も話してくれました。亡くなった叔父さんが逢わせてくれたんだと強く感じた瞬間でした。
岐阜県加茂郡七宗町にある神渕神社は、672年の壬申の乱の際、大海人皇子(後の天武天皇)が皇運挽回祈願のため、神鏡を祀ったことが始まりだと言われています。社へと続く参道沿いの崖には「御佩郷」と巨大な磨崖文字が刻まれています。一文字は2m四方と圧巻です。現在天王山と呼ばれているこの山は昔、御佩山(みはぎやま)と呼ばれていました。御佩郷とは神代の頃、高天原に登る須佐之男命(スサノオノミコト)が、自ら佩いた十劵剣(とつかのつるぎ)をこの地に祀ったという神話に由来するものです。また、境