全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
日本海にせりだした断崖の上にあった阿尾城の城跡です。駐車場から鳥居をくぐり、坂道を上ると中腹に榊葉乎布神社(さかきばおふじんじゃ)と白峰社があります。白峰社の脇を抜けて舗装されてない階段を上り、けものみちに近い道を抜けると本丸跡にある展望台にたどり着きます。(足元が悪く、ちょっとしたトレッキング状態です。)
独立した丘陵が海に突き出て、曲輪と思われる削平地が何面か有りますが、城としての建物や、これと言う遺構は特に見当たりませんが、約50Mほどの標高があるため見張らしは良いです。
残念ながら、危険なため本丸後には行けませんでしたが、散歩コースとしてはとても良かったです。所々、草木が生い茂っているとこらがあるので朝露で滑りやすい時などは気をつけた方がいいと思います。
戦国末期の城主として九州の名族・菊池氏末裔の菊池武勝が知られ、前田利家と佐々成政の抗争では、前田慶次が援軍として入って佐々方の攻撃から城を守りました。
海につきだした岬の先にある小さな城。雰囲気も眺めも良さそうだが、残念ながら崖崩れで先までいけず。また、そのせいか草刈り等もしていないので減点。まあ、夏場に行くもんではないが…。急な坂を一気に上がる必要あり。
2022年10月上旬に行きました。有名な観光スポットでは無いかも知れませんが、中々迫力のある素晴らしい眺めでした。阿尾海岸側に立派な公園が整備され、駐車場とトイレが有ります。先端部を回り込むことは出来ない為、反対側は日美乃江公園側から眺めるのが良いと思います。城跡まで登れるみたいですが、大変そうなので今回は行きませんでした。