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明治27年に建築された川村家番屋と大正5年に建てられた武井邸客殿・石倉が公開されています。太い梁などで重厚な番屋と、欄間の透かし彫りや廊下板の埋め木細工などの繊細で美しい客殿の対比が、鰊漁に沸いた歴史を浮かび上がらせて非常に興味深く、また楽しく見て回れます。
昔は50件ほどあったニシン番屋も泊ではここだけとのこと。小樽のニシン番屋は泊から移築したそうです。玄関から入ると土間で漁師溜まりと親方の家族の領域に分かれてます。漁師溜まりは吹き抜けで上部に寝る空間として板が渡してあり、立派な柱組みも見ることが出来ます。望楼に見えるのは単に煙抜きでした。漁師との諍いや借金取りを避けるために、親方が隠れる部屋も有ります。保存状態も良く中々面白いのですが、入場料大人300円はちょっと高いような。
泊稲荷神社を降りていくと立派な鰊御殿があります。入場料は300円。正直期待してませんでしたが、見応えがあり、もっと料金を払ってもいいと思いました。
当時ニシンでどれほど栄えたかをビデオなどで見ることができます。東北からも多くの出稼ぎの漁師きていたそうです。こちらの御殿にはその様な漁師達を60人ほど住まわせていたそうですよ。当時の網元の裕福な生活を感じることが出来ます
国道から少々入り組んだ道となるので、ちょっと迷いました。駐車場に車を停めて少々歩きます。観覧料は大人300円でした。かつて鰊漁が盛んだった頃を繁栄する建物は、旧川村家番屋と旧武井邸客殿からなっています。番屋は共同生活の場とのことで、親方部屋や漁夫だまりなどの広々とした室内に、当時の生活を偲ぶさまざまな品物が並んでいます。2階に上がると郷土博物館のような展示の他、隠れ部屋もあります。客殿は建築材料のほとんどを本州から取り寄せたという豪華な造りです。黒檀やビンロージュなどの高価な