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近年、エゾシカによる食害が顕著です。ゼンテイカ(エゾカンゾウ)やタチギボウシは99%の被食率。この状態が続けば、湿原でこれらの花を見ることができなくなるでしょう。
これだけの絶景を見に行ける場所が身近にあるのはとても素晴らしいことだと思います。たかが湿原と思うかも知れませんが、どんなに科学が発達してもこの景色は作ることは出来ない。そう思うくらいの景色を見ることが出来ます。登山口までは車で30分ほどでそれまで砂利道や一方が寄せないと通れない道も何度もあるのでそれが嫌な方は朝ちょっと早めに行って帰りは昼過ぎに戻るといいかも知れません。
登山好きの方からよく綺麗だよと聞いていたが想像以上の絶景でした。まるで天空の城ラピュタの世界観。百聞は一見にしかずです。なぜあの一帯にだけ湿原になっているのか、自然がおりなす景色にただボーッと見入ってしまいます。8月1日登頂。熊目撃情報ありの注意喚起あり。既にタチギオウシが咲き終わりかけでした。片道2時間弱。湿原自体は約4キロの木道になっていてゆっくり休憩込みで1時間。帰りは1時間〜1時間半。急斜面も少なく初心者でも登りやすいです。所々濡れている湿地帯あり。管理棟は6時営業開始。それ以前に出発する人は横のボックスで入山届を提出しよう。国立公園だけあってお手洗いは水洗トイレ清潔で綺麗です。登山口までの道のり約15キロ砂利道が続きます。
湿原ゲートパークから軽登山で2時間程登ると平らな湿原が現れます。ワタスゲやエゾカンゾウなどが咲く季節は、整備された遊歩道を爽やかな風に吹かれて気持ちの良いトレッキングが楽しめますね。一周は1時間程です。