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なんとなく寄り道したけれど迫力のある作品、見るものに何かを問いかけてくる。馬のモチーフが板のキャンパスいっぱいに描かれて薄暗い馬屋の中に力強い生と抗うことのできない何かを感じる。疎開、終戦、貧困、短い一生に光りがある。
早くして病気に倒れ亡くなった画家、神田日勝の記念美術館、テレビドラマの画家のモデルにもなっている。未完の馬 は必見、NHK 日曜美術館でも紹介されている。ただ展示方法をもっと考えて欲しい。
NHK朝ドラ「なつぞら」を見たのをきっかけに神田日勝という人物を知りました。「なつぞら」では吉沢亮さん演じる山田天陽君のモデルになった人で、終戦前日に東京から十勝に開拓民として入植したそうです。「絵を描く事と生きる事は同じ」といい、農業を営みながらベニヤ板に絵を描き続けた人物。若くして他界されましたが遺作となる『絶筆』の迫力は実物を見る価値はあると思います。