全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
サクッと観光
想像を絶する艱難辛苦の単独潜入行。
明治時代、鎖国中のチベットに日本人で初めて入国したアグレッシブ僧侶、河口慧海の像です。
これは単なる冒険家の銅像でしょうか?河口慧海は単身、鎖国を敷いていたチベットに潜入し、チベット仏教の経典を日本に持ち帰った人です。日本の仏教は北方ルートでもたらされた北伝仏教です。長い道のりと時間の間に経典の内容、解釈が変容しているのではないのか、そういった疑問が仏典研究者に生じます。河口慧海はその疑問に自ら答えるべく、チベットに渡りました。