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小規模ですが、堀切などの遺構も残っていて、この周辺の一般的な山城だと思います。標高は267m。北東方向に標高298mの仙元山があり、尾根続きになっています。
本郭と三の郭は堀切で分けられ、二の郭は土橋がある簡素な造りとなっています。水の補給が無いので、敵対勢力が現れた時だけ使われた設備でしょう。昼夜問わず監視ができるように、櫓と簡単な寝床があったと推測できます。
ハイキングコースにある、遺構の残りがとても良い山城。西側の仙元山登山口から30分ほどで登れます。土塁が残る主郭や堀切などを見ることができます。
仙元山への登山口から割と楽な登山道を20分位行くとT字路となり、右(仙元山は左)に進んで二俣道を直進(小倉城は左)すると堀切があり、この堀切の南側の肌は自然の岩肌が現れていて、この山も岩山の様です。 山頂は「く」の字状を呈し、中心にある長方形の主郭からは三方に虎口が開かれています。 この主郭は相当広く2段になっていて、北西側に城址碑や説明板があり、その付近から北虎口が開き、その下に小郭があって竪堀や90度曲がった堀が残されています。 ちょっと見たことのないような造りです。 南