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藤原の郷から水沢まで歩いていて偶然見つけました。保存状態もよく素晴らしい建物。マンホールのふたや欄干の図柄になっていて、江刺のシンボル的建物なのですね。
11月に伺ったら冬季休館で中に入れず…残念ですが外側だけでも歴史を感じる建造物です。目の前の道路は私有地に見えますが公道なので車を停める場所は少し離れているので気をつけて。
明治8年に、岩手県(当時は水沢県)初の西洋医学による総合病院として開業した病院の旧跡。驚くことにこの見事な楼閣建築の建物は地元の大工によって建てられたとのこと。素晴らしいです。残念ながら、病院としての役割の期間は短く、その後役場などの施設として活用され、今は無料で公開されています。全国的な知名度は、そうないようですが、人首川(ひとかべがわ)越しに眺めるその景色は大変美しく、水沢江刺、岩谷堂を象徴する風景として是非多くの人に見てほしい場所です。のんびり散歩できる名所ですよ。