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JR久留米駅の近所にある水天宮は全国100社ほどある水天宮の総本宮です。起源は源平合戦の壇之浦の戦いで敗れた平方の官女の按察使、伊勢局が筑後川付近に逃れ、関門海峡に幼くして入水した安徳天皇、建礼門院などの霊を筑後川のほとりに鎮祭したことが始まりです。やはり祭神は天御中主神、安徳天皇、高倉平中宮.二位の尼であり、安産、子授け、水難除けの神として祀っています。七五三も多く祈願される宮社です。地元の幕末の志士真木和泉が宮司をしていたこともあり、銅像もあります。本殿裏のユニークな狛犬は自分の悪いところを撫で狛犬で擦れば、痛みが消えると参拝者が擦っています。
土砂降りの中、筑後国一之宮高良大社ヘお詣りする予定だったが、タクシー会社に断わられ断念。久大本線の本数の関係で断念した。久留米に来ていることから、3年越しの水天宮総本宮は外せないと決意し、スボンの裾が濡ることも意に介さずにお詣りした。筑後川河畔の社は想像以上であった。
文政元年(1818)11月1日には第9代藩主有馬頼徳公が江戸三田の藩邸に御分霊を勧請、明治4年現在の中央区日本橋に御遷座されたのが、現在の東京水天宮である。この他に筑後地方をはじめ、全国、ハワイ等各地に鎮座する水天宮はすべて当宮を本宮とする御分霊社である。