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所々に城跡らしい場所があり、なかなか面白い。完全に公園になっているのが、なんとも言えないが、虎口らしき跡や土塁らしきものもある。公園から見下ろす太平洋が壮観。
文化13年(1816年)徳川斉脩が水戸藩8代藩主に付いた頃から、常陸沖にイギリスの捕鯨船など異国船が頻繁に現れるようになり、海防配備が行われた。文政12年(1829年)に徳川斉昭が9代藩主に付くとさらに強化が図られ、天保3年(1832年)に海防係を設け、山野辺義観に海防御用係を命じた。更に天保7年(1836年)に助川に城を築き義観に1万石を与え海防総司に任じ居城させることとした。本来一国一城令により新たに城を築くことは禁じられていたため、佐竹時代の古城、蓼沼館の修築として幕府