全国17万以上の観光・観光地クチコミ検索サイト
総じてよく整備された、かつ遺構のよく残る良い城跡であると厳しく断定する。全体的には60分もかからない程度の所要時間と思っておけばよかろう。空堀、土塁、櫓台跡、本丸推定地と二の丸跡推定地の平らな曲輪等見所は満載である。城跡公園として整備されているのでスニーカーでお手軽に登城できるのもココ小机城跡の魅力ではなかろうかな。実際城跡は横に並走する高速道路で分断されてしまっている可能性が高く、小机城の全体像は定かではないがそれでも遺構は楽しめるね。唯一の難点は本丸跡周囲にネットがしてあること、かな。野球かゲートボールかはわからんがそのネットがあることによりかなりの興醒め感があったなー。
城跡ですが一見小高い裏山のような場所です。空堀は見て分かる形で現存していました。全体が竹林で覆われているようで、頂上の本丸跡には桜の木も。このあたりは江川せせらぎ緑道が有名なため、ここは隠れスポットかも。かつてここで戦が繰り広げられていたのかと思うと感慨深いですね。
あいにくの雨だったので完全に貸切でした。関東管領上杉氏によって築城されたといわれていますが定かではなく、太田道灌によって攻められた記録があるようです。その後北条氏配下の笠原氏が入り、小田原征伐の後に廃城になったようです。
太田道灌の頃から軍事拠点として整備されたとされる城郭。個人的には後北条氏が武蔵侵攻の時くらいから重要拠点になっていったイメージの強い城。坂東の中世城郭だけあって、土塁と堀がきっちり残された曲輪群がすごい。